NEWS&BLOG
2026.8.23
新しい椅子が届きました
先日、事務所に新しい椅子が届きました。
冨士ファニチアの椅子です。
届いて実物を見た瞬間、まず感じたのは、
「やっぱり、いいな。」
ということでした。
派手なデザインではありません。
でも、革の質感、木の温かさ、そして全体の曲線がとてもきれいで、置いてあるだけで存在感があります。
特に気に入っているのが、この赤みのある革の色。
落ち着いた色なのですが、少し深みがあって、木の色との相性もいい。
新品なのに、どこか昔からそこにあったような落ち着きがあります。
そして、正面から見るのもいいのですが、私が気に入っているのは後ろ姿です。
背面には大きく木が使われていて、上から下まで流れるような曲線になっています。
普段、椅子を選ぶときは座面や座り心地、正面からのデザインを見ることが多いと思います。
でも、この椅子は後ろから見てもきれい。
むしろ、後ろから見たときに「この椅子、いいな」と感じます。
毎日使うものだからこそ
仕事をしていると、一日の中で椅子に座っている時間は意外と長いものです。
打ち合わせをしたり、書類を確認したり、電話をしたり。
朝、一日の予定を考える時間もあれば、夕方になって「今日はどうだったかな」と仕事を振り返る時間もあります。
そう考えると、椅子というのは単なる事務用品ではないのかもしれません。
毎日、自分の身体を預けるものです。
だから今回は、少しこだわって選びました。
実際に座ってみると、ハイバックなので背中から頭のあたりまでしっかり受け止めてくれます。
肘掛けも木でできていて、手を置いたときの感触がいい。
革、木、金属。
それぞれ違う素材なのですが、全体としてうまくまとまっています。
長時間座るものだから、もちろん座り心地は大切です。
でも、それだけではなく、
「この椅子に座って仕事をしたい」
と思えることも大事だと思っています。
良いものは、後ろ姿まで美しい

今回、この椅子を見ながら一番感じたことがあります。
それは、
良いものは、正面だけではなく、後ろ姿まで美しい。
ということです。
これは家具だけの話ではないような気がします。
建物も同じです。
外から見える部分だけをきれいにつくるのではなく、細かな納まりや、普段はあまり目につかないところまで丁寧につくる。
不動産の仕事も同じかもしれません。
お客様から見える部分だけではなく、その裏側でどれだけ調べたのか。
どれだけ準備したのか。
どれだけ真剣に考えたのか。
表からは見えないところに、その会社の本当の仕事が出るように思います。
会社の空間も少しずつ育てていく
新しい事務所になってから、家具や小物を一つずつ揃えてきました。
全部を一気に完成させるというより、
「ここには何が合うかな」
「これは長く使えるかな」
と考えながら少しずつ整えていく。
私はその時間も結構好きです。
会社も建物も、完成した日が本当の完成ではありません。
そこで人が働き、お客様を迎え、時間を重ねていくことで、少しずつその場所らしい雰囲気ができていくものだと思います。
今回届いたこの椅子も、これから毎日使っていけば革の表情も少しずつ変わってくるでしょう。
木の部分にも、使った時間が刻まれていくと思います。
新品の今もきれいですが、5年後、10年後にどんな表情になっているのか。
それも楽しみです。
「安いか高いか」だけでは決めない
私は最近、物を選ぶときに以前より考えるようになりました。
もちろん価格は大切です。
でも、
「安いから買う」
「高いから良い」
ということだけではなく、
自分が本当に気に入って、長く使えるものなのか。
そこを大切にしたいと思っています。
毎日目にするもの。
毎日手に触れるもの。
毎日使うもの。
そういうものほど、自分が納得できるものを選びたい。
良いものを買って、大切に長く使う。
結果として、その方が豊かな気持ちで過ごせるような気がします。
この椅子から、また一日が始まる
朝、事務所に来てこの椅子に座る。
今日やるべきことを整理する。
お客様のことを考える。
会社のこれからを考える。
うまくいく日もあれば、思うようにいかない日もあります。
経営をしていれば、毎日何かしら考えることがあります。
そんな時間をこれから、この椅子と一緒に過ごしていくことになります。
椅子一脚の話なのですが、私にとっては仕事をする場所を少しだけ良くしてくれる、大切な相棒になりそうです。
そして改めて、
見えるところも、見えないところも丁寧に。
この椅子の後ろ姿を見ながら、そんな仕事をしていきたいと思いました。
これから長い付き合いになりそうです。
大切に使います。